2021年12月1日現在
197,991人
のサービス介助士が全国で活躍中!

網走市社会福祉協議会/北海道

社会福祉協議会で初導入!
〜サービス介助士資格取得支援事業開始〜

高齢者や障がい者が暮らしやすいまちづくりをめざす網走市社会福祉協議会は、2008年度からサービス介助士資格取得を支援する事業を開始した。資格取得に必要な受講体制をつくり、7月より実技教習を開催をする。

このような事業が社会福祉協議会で導入されるのは全国で初めてのこと。

サービス介助士資格を自ら取得し、取得支援事業を網走市社協内に取り入れた地域福祉係の新海康孝さんは、導入理由について次のように語る。
「高齢化は、消費者層の変化や支援が必要な方の増加など、町の態様を変え、企業や地域住民にも影響を与えます。また、介護保険制度や障害者自立支援制度により、在宅介護や地域移行が推進されていますが、それは受け入れ側である地域の理解や協力がなければ実現できません。高齢者や障がいをお持ちの方に関しての知識や技能の習得のため、またそのようなノーマライゼーションのあるまちづくりのために、サービス介助士の知識と技能が適切だと思いました」

網走市社協では、今後3か年の取り組みを示した「地域福祉実践計画」の中にホスピタリティマインド(おもてなしの心)への取り組みを盛り込んでいる。これは、ホスピタリティあふれるサービスの提供や施設利用環境をつくっていこうというものであり、その中でサービス介助士の内容や必要性などを普及していきたいと考えている。新海さんは、市民への期待を次のように述べている。
「サービス介助士の学びでは、今までとは違った視点で周りの環境や人を見られるようになります。サービス介助士について学んだことを自分の職場や地域社会の中で実践し、高齢者や障がいをお持ちの方が暮らしやすい環境づくりのために活躍してほしいと思います」

サービス介助士検定取得講座の実技教習は、網走市会場で随時開催されています。
詳しくは、網走市社会福祉協議会まで。

網走市社会福祉協議会:http://www6.ocn.ne.jp/~oconcolo/

(Care-Fit Times Vol.1 創刊夏空号』2008.7.10発行より)

紙面には掲載しきれなかったインタビュー

網走市社会福祉法人では、2008年度からサービス介助士資格取得を支援する事業を開始した。このような事業は、全国の社会福祉法人としては初めての取り組みである。
以下は、「Care-Fit Times」の紙面には掲載しきれなかったインタビューの内容を掲載。

インタビュアー:Care-Fit Times編集室 岩浪 (以下、「編集室」)
回答者:網走市社会福祉協議会 地域福祉係
新海康孝様…以下、「新海様」

編集室:2008年6月5日現在での網走市社協内でのサービス介助士の取得者数は何名ですか?

新海様:2008年6月5日現在では2名の職員が取得しています。今後も取得者を徐々に増やしていく予定です。

編集室:新海様がサービス介助士を知ったきっかけ、受けようと思った動機をお教えください。

新海様:昨年8月9日付の「北海道新聞」に札幌市のホテルがサービス介助士を導入しているとの記事を見て初めてこの資格の存在を知り、ホームページで内容を調べてみました。協会や導入企業のHPを見ていく中で、従来あった社会福祉に関する資格より一般向けであることや これからの時代に向けて最低限知っておくべきことが盛り込まれていることを知りました。
そこで、「市民にこの内容を普及できないか」というアイデアが浮かび、市民に普及する前にまずは自分が学んでから普及していこうと思ったのです。

編集室:新海様がサービス介助士の資格を取得した際に何か気持ちの変化はありましたか?

新海様:「ホスピタリティ」の考え方を学んだことです。この考え方はサービス業に関わる人に限らず、人を相手にする仕事をする方には必ず知っておくべきことと感じています。 仕事の中では、時に「誰のためにやっている仕事なのか」を忘れ、本来、利他的であるべきものが利己的になることがあります。
商品を買うお客やサービスを利用する人がいることで 結果的に自己の利益になるということを忘れてしまいがちです。
「ホスピタリティ」は利他的であるという心構えです。このことが社会福祉に関わる自分にとっても「誰のための仕事か」ということを強く意識するようになりました。

編集室:網走市社協でサービス介助士の資格取得を支援する事業を導入しようと思われた理由やきっかけは何ですか?

新海様:少子高齢化の進行とノーマライゼーションの実現です。 これから先のまちのあり方を考えたとき、確実に増えていく高齢者やお身体の不自由な方々に対応したまちづくりが必要です。
高齢化は、消費者層の変化や支援が必要な方の増加など町の態様を変えます。
これは、企業や地域住民にも影響を与えるものであるため、企業や地域住民の方々にも高齢者や障がい者に関してある程度の知識や技能を持っていただきたいのです。
また、介護保険制度や障害者自立支援制度では「在宅介護」や「地域移行」が推進されていますが、その受け入れ側である「地域」の理解や協力がなければ実現はできません。そのようなノーマライゼーションの地域づくりのために、サービス介助士の知識と技能が適切だと思ったのです。

編集室:網走市社協でサービス介助士の資格取得を支援する事業を導入することにより、社協内で職員などの気持ちの変化はあるように見受けられましたか?
現在準備段階でまだこれからだと思われますが…

新海様:網走市社協では、今年3月に今後3ヵ年の網走市社協の取組みを示した「地域福祉実践計画」を定め、この中でサービスや施設管理上での「ホスピタリティ」の取り組みを盛り込みました。
これは、社協が市民への「ホスピタリティ」の対応によるサービス提供や施設利用環境をつくっていくという取組みです。このように社協全体の姿勢として「ホスピタリティ」を示しています。

編集室:網走市でサービス介助士の資格を取得された方に今後期待すること、または、今後サービス介助士の学びを通してどのような市にしていきたいか、目標などがありましたらお聞かせください。

新海様:市内でサービス介助士を取得された方には、自分の職場や地域社会の中で学んだことを実践し、環境を変えていってほしいと思います。
サービス介助士を学ぶと、今までとは違った視点でまわりの環境や人を見られるようになります。それは、高齢者やお身体の不自由な方々の視点であり、その視点で自分の職場や地域環境を見ると変えるべきところに気付くはずです。
市内でも一人でも多くの方がサービス介助士を学び、その知識や技能を職場や地域社会で生かし、高齢者やお身体の不自由な方が暮らしやすい環境づくりのために活躍してほしいと思います。

編集室:今後の展開についてお教えください。

新海様:北海道、とりわけ道東地域ではまだサービス介助士の認知度が低い状況ですので、その内容や必要性などを地道に普及していきたいと思います。
また、この先サービス介助士が増えていけば有資格者同士のつながりを深めたり、サービス介助士を生かした社会貢献など、次の段階へ展開していければと考えています。

〈補足取材〉

編集室:(北海道の道東地区でサービス介助士を導入されている)福祉タクシーないすらいふ様、大地みらい信用金庫様とのつながりはありますか?

新海様:福祉タクシーないすらいふ様とは、日常的にサービス介助士の普及や今後の動きについて話しをし、また、協力いただいています。
大地みらい信用金庫様は、以前からサービス介助士を企業単位で導入されており、道東でも先進的な金融機関です。大地みらい信金様とは、サービス介助士を通じて検定の情報のやり取りなどでお付き合いさせていただいています。
網走市社協としても、サービス介助士普及事業のおかげで、今まで関わる機会のなかった企業と協力関係やお付き合いができるのは大変ありがたく思っています。

ご興味のある方はこちらまで。

網走市社会福祉協議会:http://www6.ocn.ne.jp/~oconcolo/

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