2024年10月3日現在
224,947人
のサービス介助士が全国で活躍中!

2020年4月よりサービス介助士資格取得講座がリニューアルされます。

2000年より資格取得講座の運営を行っておりますサービス介助士が、2020年4月よりカリキュラムや取得後の資格継続方法が新たに変わります。
2020年3月末までに受講される方は現在のカリキュラムとなりますのでご注意ください。
詳細は順次ホームページの該当部分を変更してまいりますが、主に以下のような部分が改訂されます。



1.リニューアルの背景・経緯

サービス介助士資格取得講座を運営する日本ケアフィット共育機構は、あらゆる場面で、“ケア”を“フィット”する(別のウィンドウで開く)という使命のもと、“誰もが誰かのために、共に生きる社会”の実現を目指し、サービス介助士等の普及を行っています。

このような社会を実現するためには、支え合う関係性を育むだけでなく、社会や文化の仕組みにまで働きかけなければなりません。
しかし、現代の社会では、障害や年齢など、それぞれが持つ“違い”や多様性によって、社会から置き去りにされてしまうことも起こっています。

昨今、障害者権利条約やユニバーサルデザイン2020行動計画において、“障害は社会の仕組みが作り出している”という“障害の社会モデル(別のウィンドウで開く)の考え方が認識されるようになってきました。
“あらゆる場面でケアをフィットできる”サービス介助士になるためは、今ある困りごとに対して動くことができるだけでなく、“何故その障害が生まれるのか”という、障害や困難を生み出す社会の仕組みにまで気づき、行動することが欠かせないと考えます。

リニューアルするサービス介助士の学びでは障害の社会モデルなど時代の流れを取り入れ、これからの社会を担う人材をさらに輩出することを目指していきます。


2.サービス介助士資格取得講座 カリキュラム変更(2020年4月1日〜)

2-1 改訂のねらい

コミュニケーション能力の強化

その人、その場、その時にあった必要なことを行うためには、単なる知識だけでなく、対話が欠かすことができません。
また、障害者差別解消法においても、障害者への合理的配慮を行うためには、建設的な対話が重要であると伝えています。
状況によって障害や困りごとは常に変わっていく中で施設や制度を設置するだけでは対応しきれません。
そのような時はさらにコミュニケーションがより重要になっていきます。

障害の社会モデルの理解

障害を社会や文化の仕組みから考えることがこれからの共生社会に欠かすことができません。
また、昨今のサービス介助士資格取得者はサービス業など接客に従事している方だけでなく、企画や設計などの非接客業務に携わる方や、企業役員、管理職についている方も増えております。
そのような多様な人が学ぶ資格として、人と接するときのマインドやアクションだけでなく、仕組みや制度、施設などハードに携わる人にも関わる、障害の社会モデルの考えを提供していくことが欠かせません。

2-2 主な改訂のポイント

①実技教習における障害当事者講師(サービス介助士アドバイザー)の項目追加

障害当事者講師との対話を通じて社会や職場のバリアから接遇の心構えなどを考えます。

②学識者、障害当事者団体の協力

国土交通省 交通事業者向け接遇ガイドライン作成検討委員会を中心とした方々による監修

③テキスト及び実技教習時の解説ポイントの変更

障害の社会モデルの考えを踏まえた接遇の概念・解説へ変更します。

④実技教習時の追加カリキュラム

見えにくい障害(知的障害、発達障害、精神障害)を理解するためのワークを導入します。
※なお、受講料(38,000円(税別))、実技教習所要時間に変更はございません。


3.サービス介助士資格取得者用 WEBマイページの開設(2020年6月1日〜)

資格取得された皆様によりスムーズなお手続きと取得後の情報をお伝えするために、WEB上から資格取得状況などを確認できるマイページを開設いたします。

3-1 電子版認定証の運用
(2020年6月1日〜)

2020年4月以降にサービス介助士資格認定、または更新期限を迎える方は、合格もしくは更新手続き後、6月1日よりマイページにて電子認定証として表示できるようになります。
これによりスマートフォンなどの端末から認定証が確認できるようになります。
なお、従来のカードタイプの認定証をお求めの場合は、別途有料にて発行を承ります。

3-2 資格更新制度

2020年4月以降に資格更新期限を迎える方は、6月1日よりマイページ内で資格継続手続き及び決済(クレジットカードのみ)を行っていただきます。
マイページログイン時に必要な情報は2020年6月1日を目安に現在ご登録いただいておりますご住所宛に郵送にてご案内いたします。
また、資格更新料が1,500円(税別)となります。


4.運用について

4-1 新カリキュラム対応テキスト

2020年4月1日(予定)申込者分より新テキストを送付いたします。

4-2 新カリキュラム対応実技教習

2020年4月1日実施より、新カリキュラムにて実施いたします。
なお、2日間の実技教習時間に変更ございません。

4-3 実技教習当日の本人確認

電子認定証運用に伴い、実技教習当日の顔写真付き受講票がなくなります。
実技教習当日は、免許証等、公的身分証明証をご提示いただきます。

4-4 受講料

受講料は38,000円(税別)変更ございません。
*旧テキストをお持ちで、2020年4月以降の実技教習ご参加の方には参考資料の配布、および旧テキスト対応の検定試験を実施いたします。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

0120-0610-64

公益財団法人
日本ケアフィット共育機構

【東京】
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-2-6 三崎町石川ビル2階
TEL:03-6261-2333(フリーダイヤル 0120-0610-64)【土日祝日除く9:30-17:00】
FAX:03-6261-2334MAP

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TEL:06-6251-6101【土日祝日除く9:30-17:00】
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