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日本ケアフィット共育機構が発行するフリーペーパー『紲』。本誌vol.19では、パラバドミントンプレイヤーの福家育美(ふけ いくみ)さんのインタビューを掲載しました。
実はこのインタビューは、第4回ダイハツ日本障がい者バドミントン選手権大会の試合直後に行われたものでした。
試合が終わったばかりにも関わらず快くインタビューに応じてくださった福家さんに感謝です。
ここでは、2018年12月15〜16日に福岡で開催されたこの大会の模様をレポートします。
2018年12月15、16日の2日間にわたって開催された第4回ダイハツ日本障がい者バドミントン選手権大会。
会場である久留米アリーナは2018年6月にオープンしたばかり。真新しいコートで、選手たちのラケットが風を切り、シャトルが舞い、応援団の叩くバルーンの音が鳴り響いていました。
2018年12月15、16日の2日間にわたって開催された第4回ダイハツ日本障がい者バドミントン選手権大会。
会場である久留米アリーナは2018年6月にオープンしたばかり。真新しいコートで、選手たちのラケットが風を切り、シャトルが舞い、応援団の叩くバルーンの音が鳴り響いていました。
本誌でもご紹介しましたが、パラバドミントンは障がいの部位や程度によってクラスが分けられています。
そのことは知識としては知っていたのですが、実際に生で見てみると、それぞれのクラスはまるで違う競技のように特色が異なっていて、高い競技性を感じました。
例えば福家さんは車いすを使うクラスのなかでも腹筋を使えないWH1クラス。車いすさばきの巧さは目を見張るものがありますし、強力なショットが打てない分、際どいコースへの打ち分けが勝負を分けます。
コートが半面しか使えないので、より精度の高いプレーが求められるところも大きな見どころです。
一方、立位クラスで上肢に障がいのあるクラスは敏捷なステップワークから繰り出される強烈なショットの応酬が迫力満点。
立位下肢障がいのクラスは、車いすクラスと同じくコースを狙うプレーが目立っていました。
低身長の部の、小回りの利く体を生かしたラリーも一見の価値あり。
どのクラスも、観戦していて盛り上がれる要素が多く、観客も熱く応援を送っていたのが印象的でした。
パラバドミントンに限らず、障がい者スポーツというとリハビリテーションの延長線上のように思われがちですが、一度実際に観戦すると、その考えは180度変わります。
きっとその競技性の高さに驚き、パラアスリートの凄さを感じられるはず。2020年のパラリンピックに向けて、代表争いも加熱していきます。
各地域で協議会がひんぱんに行われている今こそパラスポーツに触れるのに最適な機会なのではないでしょうか。
一方、今大会は福家さんの所属先でもあるダイハツ工業が協賛についていたこともあり、ホームページなどで大きく告知されていましたが、えてして小規模なスポーツ団体だと大会や練習会の告知が少なく、触れてみたくても情報がない、という状況に陥りがちです。
各障がい者スポーツ団体の皆さんには、ぜひ広報活動にも力を入れて、その魅力を発信してほしいと思います。
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