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皆さんは「バリアフリーマップ」を見たこと、使用したことはありますか?
バリアフリーマップとは多機能トイレの有無や、通路の段差情報など、車いす利用者や高齢な方々がバリアフリー情報を知ることのできるように工夫された地図のことです。
駅や商業施設のホームページ、現在では各自治体でも地域のバリアフリーマップが掲載されています。
そこで今回、バリアフリーマップの使いやすさを調べるために、自操用車いすを利用して目的地までバリアフリーマップを使うチーム、通常の地図を使うチームに分かれて千代田区の名所を回ってみました!
今回は2組に分かれてJR水道橋駅徒歩5分の日本ケアフィット共育機構(千代田区神田三崎町)からゴールの日本武道館(千代田区北の丸公園)までどちらが先に到着するか対決します。
バリアフリーマップチームが使用するのは千代田区HPから入手できるバリアフリーマップ。もう一方のチームはWEBの地図を使用しました。
どちらも自操用車いすでゴールを目指します。
地図上のルートを移動するだけでは物足りないので、いくつかのチェックポイントとルールを設定しました。
徒歩では30分ほどの距離ですが、果たして勝負の行方はどうなるのでしょう?
地図を見てどのルートで進むか作戦を立てています。
日本ケアフィット共育機構の周辺は大学の校舎が立ち並びます。
ちょうど授業終了のタイミングと重なり、スタート地点近くはかなりの人だかり…。
歩道は普段歩くと2人が並ぶことに何の問題も感じませんが、車いすで移動しようとすると幅が狭く大変でした。今回のバリアフリーとは直接関係ないものの、スマホを見ながら歩く学生は、車いすが視界に入らず何度もぶつかりそうになりました。こういったマナーにも気をつけたいですね。
授業後の人通りが多い時間帯。私たちバリアフリーマップチームもあとを追ってスタートしました。
歩道の端をゆっくり進んでいましたが、点字ブロックとちょっとした傾斜につまずき、歩道脇に止めてあった自転車にぶつかりそうになりました。
車いすの目線は自転車のハンドルくらいの高さなので、足元に気を取られていると頭をぶつける危険性もあります。
横断歩道を渡る際も、赤信号に変わってしまうのではないかと不安になり、慌ててしまいました。
バリアフリーマップのお手洗い情報をもとに、ホテルグランドパレスのお手洗いを使用することに。お手洗いの入り口が広く、安心して使用することが出来ました。
通常地図チームは、地図を見ると大通りが移動しやすいように感じましたが、人の通りや、途中何度も遭遇する横断歩道に困難を感じ、専修通りを過ぎた頃には早くも人通りの少ない路地裏をルートに選びました。
地図上ではバリアが分からない分、感覚的に移動しやすそうな道を選んでいました。
やはり車いす使用での難所は九段下駅から靖国神社に向かう上り坂。
今回のルート上では設定していませんでしたが、九段下駅から車いすで靖国神社に行く場合、行く手を阻むような段差はないものの、急な上り坂を通らざるを得ないため、隣駅の市ヶ谷駅を利用するのが妥当かもしれません。
今回は坂の途中でメンバーに押してもらいました。
靖国神社参道前を右折。上り坂と石畳の歩道という組み合わせに苦戦します。
16:40にチェックポイント①の曉星高校前に到着!
歩道は狭く、途中部活動でランニング中の学生とすれ違うのも少し大変でした。
ホテル裏の坂を上ってチェックポイント①の暁星高校を目指します。
バリアフリーマップを見ると、この周辺は坂だらけ。
バリアフリーマップには傾斜角度が記載されているため、この周辺でいちばん傾斜の少ない道を選びました。それでも9〜11度の急な坂。とてもひとりでは上れません。途中で止まることもできないので、メンバーに押してもらい、なんとか坂を上りきりました。
開始から45分。ようやくチェックポイントにたどり着きました。
チェックポイント付近で通常地図チームと遭遇します。
歩道の幅が狭いため、車いす1台が通るのが精一杯でした。。
両チームともほぼ同時刻で第一チェックポイントに到着しました。
第二チェックポイントからゴールの日本武道館への模様は、後半でお伝えします!お楽しみに!
バリアフルレストランinアサヒグループホールディングス株式会社 様
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アサヒグループホールディングス株式会社様でDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を考えるイベントとして初めて開催される「DE&I DAY」にてバリアフルレストランを実施しました。これまで市民向けや学校での開催がメインだったバリアフルレストランを企業様での取り組みの一環に取り入れていただき、DE&I推進にも欠かせない“障害の社会モデル”を体感できるプログラムを提供しました。
防災介助士 災害時支援ハンドブック
掲載日:(再掲載)
資格取得者に配布している「防災介助士 災害時支援ハンドブック」を一般公開いたします。
サービス介助の日 特別記念シンポジウム 開催レポート
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誰もが暮らしやすい共生社会をめざしてサービス介助士の認定および運営を行う公益財団法人日本ケアフィット共育機構(東京都千代田区、代表理事:畑中 稔)は、共生社会の実現に向けた産官学における取り組みを共有・発信することを目的として、特別記念シンポジウム「共生社会実現のために今私たちが取り組むべきこと」を11月1日(水)に開催しました。