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さて、今回は花火大会イベントレポートの後編です。 後編では花火大会の様子から、帰り道までの様子をお届けします!
今回参加した花火大会は地元の人たちで非常に賑わう為、開始前になると歩行者同士がすれ違うのがやっとの状態です。こんな時に、車いすやベビーカーの優先レーンがあると嬉しいですね。


初夏の夜空を彩る花火はなんと13,000発!
夜空が花火で埋め尽くされる最高の時間に、気の置けない仲間たちと外で飲むお酒は本当に格別ですね!
今回は事前の情報収集に少し不安が残りましたが、しっかりと場所取りをしていたので無事に花火を楽しむことが出来ました。


本当は最後までゆっくりしたいところなのですが、終了の20分前には荷物を片付け、撤収準備を開始です。なぜ最後まで見ずに帰るのか…。その理由は“帰路が最も混みあう時間帯”だからです。
20分前に片づけをして、早めに切り上げたのは良いのですが、帰路もスロープを使用しなければならない為、大回りをしている内に花火大会は終了し、あっという間に帰り道は駅に向かう人たちでごった返してしまいました。
しかも、スロープ導線は下写真のように、約50mにも渡るつづら折りのスロープの真ん中を遮るように階段があり、通り抜けるのが非常に困難でした。

駅に着いてからも、ホームが非常に混み合っている為、入場規制が掛かり、挙句の果てに夜には雨も降る始末…。家に着くまで一苦労でした。
花火大会が終わり、改めて車いすユーザーの友人に外出するときに困ること、心配していることを聞いてみました。
今回もそうでしたが、イベントは開始時より終了時の方が混み合います。花火大会など終了時間が明確なものは特にです。その為、最後までいると人ごみに押しつぶされそうになるので一番盛り上がるフィナーレを見ることが出来ず、終了前に会場を去ることが多いとのこと。
車いすユーザーにとっては切実な問題ですよね。私たちはいざとなればコンビニのトイレに入ることも出来ますが、車いすユーザーの方はそうはいきません。ですので、多目的トイレの有無が明記されているととても安心するとのこと。
今回の花火大会も夕立の予報でしたが、突然の雨の場合、地面がぐしゃぐしゃになり車いすが進みづらくなるだけでなく、傘を挿しながら車いすを操作することが出来ないので、足止めになるか、ずぶ濡れになりながら進むしかないとのこと。
今回友人は、車いすから降りて花火を観覧しましたが、例えば車いすに座ったまま花火を見ることになった場合(それしか選択肢がない人の場合)、他の人の視線を遮ってしまうようで気を使ってしまうとのこと。
私たちは、多少混雑していても、イベント最寄り駅のスーパーやコンビニで買い物をすることができますが、友人曰く、混雑しすぎていてとても買い物ができる状態にはないとのこと。イベントがある際は地元のスーパーやコンビニで買い物をしてから集合するそうです。
今回は季節柄、花火大会の観覧でしたが、他にも屋内・屋外のイベントは沢山あります。
2年後の2020年も例外ではありません。
現在日本では、2020年に向けて、障がいの有無に関わらず、全ての方が利用しやすいようにトイレや、スロープ、エレベーターなどハード面の新設・改良を進めていますが、ハード面だけでなく制度や運用面においても配慮を意識すべき部分があります。
例えば、優先レーンを設置して、車いすユーザーやベビーカー、白杖を使用されている方が無理なく、参加しやすい環境を整えたり、イベントの内容によっては、コンサートのようにブロックごとの退場を促し、終了時の混雑を解消する方法もあります。また、今回私たちが困ってしまった様に、情報を会場で知らせるだけでなく、ホームページなどで事前に分かるようにすることも大切なサポートの一つだと感じました。このように、工夫さえすれば、全ての方が利用しやすい環境を簡単につくることができます。そのような環境を作ることが出来れば、障がいの有無に関わらず全ての方が、2020年を競技場で観戦する選択肢を得ることが出来るのかもしれません。
最後に…
私たちは普段からサービス介助士として、スポーツイベントなどでボランティアとして参加しているため、これから参加するイベントでも役に立つ経験となりました。2020年のボランティアに興味のある方は今から様々なボランティアに参加してみてはいかがでしょうか?
【バリアフルレストラン実施事例】株式会社INPEX様
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日本ケアフィット共育機構が提供する「バリアフルレストラン」は、“障害の社会モデル”の考えに基づいて、社会の多数派と少数派の立場を“反転”させた世界を体験することで、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)や社会のつくりに潜む“バリア”を理解する体験型プログラムです。
インクルーシブ・コミュニケーター実地研修(NTTアドバンステクノロジ株式会社様
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NTTアドバンステクノロジ株式会社様(以下、NTT-AT様)の社員を対象に、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)、アンコンシャス・バイアス、ビロンギング、心理的安全性などをテーマとした、インクルーシブ・コミュニケーター実地研修をケアフィットファームで実施しました。
サービス介助士導入企業紹介:株式会社サーフ様
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10年以上にわたってサービス介助士の資格取得を継続いただいている株式会社サーフ様。マンション等の大規模修繕事業を展開される同社が、なぜサービス介助士の資格取得を重視されているのか。古川文仁社長にお話を伺いました。